はじめての滝沢歌舞伎ZERO体験 感想

 

7月28日


この日、我が家に滝沢歌舞伎ZEROがやってきた。(CV:ROTのかざぽん)

私はかつて少年たちを観に行き、そのめちゃくちゃな設定と脈絡も無しに襲いくる破茶滅茶怒涛の展開に大混乱した経歴があり、例に漏れず滝沢歌舞伎もそのトンチキジャニーズエンターテインメントの類いということで正直最初は円盤購入を渋っていたのですが、この度自担が見たいという至極シンプルな欲が勝ったため、初回購入に踏み切りました。まぁ結局そうなる気はしてた。


で、先述したように本作もトンチキだということなので「1人で受け止め切れるのか…?とりあえずママンに押し付けられた洗濯物でも畳みつつ観よか…」といったような気持ちで第一幕を再生した。

 


いや、ジャニーズエンターテインメント最高やんけ…!!!!

 


そうでした。音楽の日の動画を見ては

「自担やばい…強い…美しい…この曲好きだ…」

となり、なによりの購入の決め手となった『ひらりと桜』。これが演目のトップバッターなんでした。

一言で言うと、もうこの演目だけで8800円の価値があります。それほどにファーストインパクトがえげつなかった。

 

以下興奮したポイントを最初から順に追っていくと、まず何がいいって微動だにしない9人の美男子と幻想的な音楽、美しさで客を黙らせようとする空気が舞台から漂っている。

それにこっちは今からあの曲が始まると分かっているので気が気ではない。静からの動にオタクは弱いからさ……(知らんけど)


そして動きだすSnow Man

流れる曲のテンションがカテコでのっけからもうスタオベしそうになる。

んでもって言わずもがな0番めがけて前に歩いてくる自担!!!うわあ凛々しい!誇らしい!座長!かっこいい!どうしよう始まってしまう!!!と感情が大暴れする。

で、何ヶ月も待ち望んだ自担による

「春の踊りは」の掛け声に

「「よぉいやさぁ!」」とメンバーも続き、

ついにオープニング曲『ひらりと桜』が始まります。

 


いやオープニングにしてメイン!!!!!(粗品?)

 


別名"ドサリと桜"と言われてる花吹雪がマジで綺麗!!こんなに桜の花びらが似合うアイドルいる?!?!と叫びそうに。あとこの時点でBlu-ray買わなかったこと後悔した。高画質でドサリと桜浴びたい😭

先ほどまでのクールな表情から一変、アイドルスマイルとも違う朗らかな笑みで踊るSnow Manのさながら春の喜びを全身で表現するかのようなパフォーマンスにエンタメ厨の私はブワリ涙。

そう!あと3:31でカメラにソロで抜かれる宮舘涼太さん!!皆さん見ました?!それはとても活き活きとした笑顔で輝いていらっしゃる!この3秒間何回でもおかわりしたい!!

 

さぁ続いてAメロに。これまた最高。

いわふかはどうしてそんなに声の相性がいいの…。

でも彼らのみならず、この曲なんとなくパート割が今まで聞いた中で一番納得できる組み合わせなんですよね。どのコンビもすっと入ってくる。

なべこじの声の相性も好みだし、2人がそれぞれ照明のサスに当たりながら前に出てくるのめっちゃ良かったな…。康二くんのパート歌声がとても綺麗ね…。


そして1サビ!!二階からも花吹雪が散る演舞場のど真ん中で踊るSnow Man…ええな…と早くも感慨深くしみじみモードに。これはどんなエンタメにも真似できぬ、ジャニーズにしかできない春の踊りではないかと…

 

間奏

バトントワリングのお姉さんの周りを舞うSnow Manはさながら風に舞う桜の花弁…脱いだチュールの衣装すら演出に組み込まれてる細工に粋な演出やんけ…とエンタメ厨の心は鷲掴みにされます。


からの、ラスサビ入りラウちゃんソロパートです。

 

花弁の如く舞っていたSnow ManとJr.、春の妖精のようなパフォーマーを従え、その真ん中で歌うラウちゃん。

その様子は春の新たな芽吹きを体現するようでありながら、新生Snow Manの躍進を確信させるような存在感を放っていて、なんともいえないエモーショナルな気持ちにさせられる一級品の華やかさ。

そこに合わせ持つアンバランスなうぶさから、もし『ひらりと桜』が満開の桜や春の喜びを体現している演目ならば、ラウちゃんは春の訪れとともに芽吹いた新芽のように、そして来年の開花すらも約束する花芽のようにも見えます。


そして、ラストスパート。

オタクが大好きなラウちをいわふかが挟む形のフォーメーションになっての大ラスサビです。なんていうか泣いちゃうよね…(序盤から泣いてるけど)

結局自担を見ちゃうんですけど、この時折穏やかな笑みを浮かべセンターで踊り舞う自担を見たときに、今までの自担を待っていた日々も、延期された発売日を待ち望んだことも無駄ではなかったなと思いました。きっと自粛中に発売されてたとしても、こんなに素直な気持ちで彼の笑顔を受け止められなかっただろうし、心からこのパフォーマンスにも感動できなかったと思うので。春の訪れに心躍る気持ちと、自担が帰還した時の感情が重なって余計に涙ブワリだったのかもしれないです。

あの頃は色々文句ばっかり言ってごめんね公式…オタクって公式が何しても文句言う生き物だって9太郎も言ってたから許してね…。(末吉9太郎のYouTube参照)

 


【総括】自担…あんたが桜だよ…。

 

 

と、私は滝沢歌舞伎が届いてから『ひらりと桜』までしか進めていない状態でここまで書きました。洗濯物一切畳めていません。甘かった。

 

とにかく、『ひらりと桜』だけでこの滝沢歌舞伎ZERO、買う価値ありますまじで。

個人的にフォーメーションも歌も割り当てが解釈の一致すぎて、もうお腹いっぱいです。まだ歌詞とか頭にちゃんと入ってないから擦り切れるまで見なきゃ〜!

経済力があるオタクだったら全てのエンタメ厨に布教したいところですがジリ貧ですので、身近でSnow Manにハマりそうなオタクを見つけた場合はこの演目を必ず見せようと思います!

 

とりあえず、今まで自担及び担当グループが命削って打ってきた公演をトンチキトンチキ言ってごめんやで…という気持ちで今から続きを見ようと思いますが、多分第二幕あたりで同じこと言ってる気がする。